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フィードアイテムを他のアプリケーションに送信する方法

このページでは、 Feedeen の「送信先」機能の使用方法をご説明します。送信先を使用することで、フィードアイテムの SNS での共有やオンラインブックマークへの保存、さらに一部のネイティブアプリとの連携も実現できます。

概要

「送信先」は、他のアプリケーションにフィードアイテムの情報(タイトルやリンク先URL)を投稿するための機能です。詳細設定の送信先でアプリケーションを登録しておけば、アイテムフッタにある 送信先アイコン から投稿できるようになります。

送信先メニューを開いたところ
送信先メニューを開いたところ

送信先としてはいくつかのアプリケーションがプリセットされており、さらにユーザーが新規に追加することも可能です。幅広いアプリケーションと連携できますので、ぜひご活用ください。

プリセットされた送信先を使う

送信先機能を利用するには、送信先のアプリケーションを登録しなければなりません。代表的なアプリケーションの設定をプリセットとして用意しておりますので、まずはそれらを使ってみることをお勧めします。プリセット送信先を有効にする手順は以下のとおりです。

  1. 画面右上の 設定アイコン で「詳細設定」を選択

  2. 詳細設定画面のメニューから「送信先」を選択

  3. 送信先としたサービスの設定を「ON」に変更する

  4. メニューの「元のページへ」で Feedeen のメイン画面に戻る

プリセット送信先を使う
プリセット送信先を使う

プリセット送信先のうち、以下の4つはFeedeen自身の機能を呼び出すものです。

クリップボード

記事のタイトルやリンク先をクリップボードにコピーできる画面を表示します。

システム共有メニュー

iOS や Android のように OS の標準的な機能として共有機能が用意されている場合に、それを呼び出します。 OS に共有機能がない場合、またはブラウザが未対応の場合には使えません。

フィルタ登録(Title)

現在の記事のタイトルを使用してフィルタを追加するためのフォームを表示します。フィルタ機能についてはタイトルやURLでアイテムを分類する方法をご参照ください。

フィルタ登録(URL)

現在の記事のリンク先URLを使用してフィルタを追加するためのフォームを表示します。

新しい送信先を追加する

ご利用のアプリケーションがプリセットされていない場合でも、投稿フォームのURLなどを指定することで送信先として登録できます。

  1. プリセット送信先のときと同様に、詳細設定の送信先画面を表示する

  2. 「カスタム送信先を追加する」をクリック

  3. 名前、送信先URL、アイコンURL(省略可能)を入力

  4. メニューの「元のページへ」で Feedeen のメイン画面に戻る

送信先の設定画面
送信先の設定画面

登録する情報のうち、名前とアイコンURLは送信先メニューに表示されるものですので、わかりやすい任意の名前・URLを指定してください。送信先URLは送信先として使いたいアプリケーションの投稿フォームのURLで、以下の置換文字列を含むことができます。

${source}

フィード配信サイトのURL

${title}

アイテムのタイトル

${url}

アイテムのリンク先URL

${js-source}

フィード配信サイトのURL(JavaScript文字列形式)

${js-title}

アイテムのタイトル(JavaScript文字列形式)

${js-url}

アイテムのリンク先URL(JavaScript文字列形式)

JavaScript文字列形式については、後述の「JavaScriptを実行する送信先」をご参照ください。

具体的なURLはアプリケーションごとに異なりますので、対象アプリケーションの公式サイトなどをご参照ください。例えば Twitter の投稿フォームについての情報はこちらで公開されており、送信先URLとして以下のURLを指定すれば良いことがわかります。

https://twitter.com/intent/tweet?url=${url}&text=${title}

Webサイトに設置する投稿ボタンが公開されていれば、それをクリックしたときに表示されるページのURLが利用できる場合もあります。こちらで公開されている「LINEで送る」ボタンをクリックすると以下のURLのページが表示されます。

https://timeline.line.me/social-plugin/share?url=https%3A%2F%2Fmedia.line.me%2Fja%2Fhow_to_install%23lineitbutton

ここから、元ページのURLと思われる https%3A〜 という部分を ${url} に置き換えた、

https://timeline.line.me/social-plugin/share?url=${url}

を送信先URLとして設定すれば、送信先として利用できるようになります。代表的なWebサイトの投稿フォームURLをまとめたページも存在するので、検索サイトなどを活用して調べてみてください。

ネイティブアプリを送信先にする

Web アプリケーションだけでなく、一部のネイティブアプリケーションも送信先として登録できます。例えば送信先URLとして以下を登録すると、公式TwitterクライアントにタイトルとURLを送ることができます。

twitter://post?message=${title}%20${url}

Windows 版クライアントでは上記URLは動作しないようです。代わりに twitter://post?text=${title}%20${url} を使用してください。

このようなURLは「URLスキーム」と呼ばれ、各アプリケーションがそれぞれ独自のURLを定義しています。残念ながら投稿内容まで指定できる高度なURLスキームを持つアプリは多くないようですが、運営者は以下のものを確認済みです。

LINE (Android, iOS)

line://msg/text/${title}%20${url}

Pocket (Macのみ)

pocket://add?url=${url}

Twitter (Android, iOS, Mac, Windows)

twitter://post?message=${title}%20${url}

はてなブックマーク (iOSのみ)

hatenabookmark:/entry/add?url=${url}

他のアプリについては公式サイトなどをご参照ください。代表的なアプリケーションのURLスキームのリストを公開している方もおられます。

パラメータ有りiPhoneアプリのURLスキーム一覧 : 日々の観察ブログ
http://nasimeya.blog.fc2.com/blog-entry-820.html

JavaScriptを実行する送信先

送信先URLにブックマークレット化したJavaScriptを指定することで、選択された際にそのスクリプトを実行できます。例えば、以下のURLを指定すると…

javascript:alert(${js-title}%2B'%20'%2B${js-url})

記事のタイトルやリンク先URLをalertダイアログで表示するブックマークレットになります。

送信先でJavaScriptのalertを出したところ
送信先でJavaScriptのalertを出したところ

送信先URLの中で ${js-title}${js-url}${js-source} を使用すると、該当する文字列が適切にエンコードされて挿入されます。例えばタイトルが「サンプル」、リンク先URLが http://example.com だった場合、前述の送信先URLは以下のブックマークレットに展開され、実行されます。

javascript:alert('%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB'%2B'%20'%2B'http://example.com')

ブックマークレットの作成方法などについては、以下のページが参考になります。

ブックマークレット/Bookmarkletの作り方 - catch.jp-wiki
https://www.catch.jp/wiki/?Bookmarklet%A4%CE%BA%EE%A4%EA%CA%FD

特定のCSSクラスを使用して、アイテム本文などのDOM要素を取得することもできます。詳細はブックマークレットなどからのDOM要素へのアクセスをご参照ください。将来的にはFeedeenの内部データにアクセスできるAPIなどの提供を検討しております。